今日の中日新聞に恩田陸さんと牛田智大さんの対談を発見。
7月に生徒たちと岐阜サラマンカホールに牛田さんのコンサートに行きました。
シューベルトの変ロ長調の他にも挑戦的なプログラムがあり、非常に聴きごたえがありました。
彼がいるなら日本の未来は明るいです。
プログラムを聴衆に迎合することなく存分に面白く聴かせてくれるピアニストです。
蜜蜂と遠雷は小説に感動し過ぎてまだ映画が見れてません。この小説の必見はリストのロ短調ソナタを文章化した部分。なになに?カラマーゾフの兄弟?みたいにゾクゾクしました。
音楽を文章化できる恩田さんの凄さは私が言うまでもありませんね。
恩田さんの小説は常野シリーズの「光の帝国」から好き。
娘の中学受験時に国語の問題に抜粋されてました。娘が今まさに受験しているという瞬間に待ち合いのホールに問題張り出されて、不覚にも問題読んで泣きました。後日、図書館行ってすぐ全部読んだんですよね。
「光の帝国」のミサキちゃん。
音楽家描写の切実さや、生死を超えた力強さはこの時から素晴らしかったです。
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