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イヴ・アンリ教授のレッスンを受けてきました

5月2日、名古屋の輸入楽器専門店バロックさんで
パリ国立高等音楽院教授のイヴ・アンリ先生のレッスンを受講してきました。

曲目は「亡き王女のためのパヴァーヌ」とショパンの「幻想即興曲」(フォンタナ版)。
現在私のもとで幻想即興曲を勉強している
大学生のSちゃんも連れて行きました。

前回アンリ教授のレッスンを受けたのはコロナ禍前の2019年でしたので、ひさしぶりの3回目。
先生は私のことは覚えておらず。
でも前はショパンのバラード3番とか、別れの曲、ラフマニノフの鐘プレリュードをレッスンしてもらっています。
次こそは覚えていてもらえる演奏をしなくては!

第一線で活躍するピアニストのレッスンのすごいところは、ずばり
「どの曲も明確に深く理解していること」
私は若い頃はもっと今より、「わかったつもり」でレッスンしていたなと反省しております。
そうではなく、ちゃんと知らなきゃ教えられない。
そう気づいてから、生徒が弾きたい曲で私が弾いてない曲は積極的に弾いて深く理解するように努めています。

亡き王女…はオーケストラスコアも持っていったのですが、
それに対する先生の見解が聞けて満足!

幻想即興曲は、多分アンリ先生はショパン最終稿の方をよく弾いているかも、と思わせる箇所がありましたが、
共通して大事なポイントを教わりました。

日本に流通している楽譜はフォンタナ版がほとんどなので、教師が指定しない限りフォンタナ版を買っちゃいますよね、ほとんどの人が。Sちゃんもそうでした。
どちらも知らなきゃいけないかなと思います。

あと、先生は両方のペダルに常に足をかけていました。
「ここで左のペダル使ってるんですか?」
との質問には
「いや、まずは無しで弾いて自分で考えてみて」
とのこと。
その場の対応力を鍛えよ、とのメッセージですね。

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